
コスタ・ボーダでの宙吹きガラスの様子
© Kosta Boda |
14の工房のうち4つ(Orrefors、Kosta、Boda、Åfors)は、スウェーデン最大のガラス工芸グループ、ORREFORS KOSTA BODA ABに属しています。このうち、オレフォス(Orrefors)は1898年の設立。普及品も製作していますが、アートグラスはすべて限定品。伝統のある工房ながら、デザイナーは新しい技術を自由に開発し、作品に取り入れています。1742年設立のコスタ(Kosta)は今もなお、手作りのガラス工芸品を作り続けるスウェーデン最古のガラス工房です。小物やグラス、テーブルウェア、装飾品など、さまざまなガラス製品を製造しています。グループ内の工房の地下には美術館や展示ホール、宙吹きガラスの体験ができるところもあり、ガイドツアーも開催しています。売店で製品を購入することもできます。

マッツ・ヨナーソン2006年春の新作
©Mats Jonasson Målerås |
1890年設立のモレロース(Målerås)ガラス工房、お抱えマスター彫刻師のマッツ・ヨナーソンは、鉛ガラスを用いたリアルな動物のレリーフで世界的に有名なアーティストです。動物以外にも、カラフルな花を閉じ込めたレリーフなど、細部まで忠実に表現した彼の作品はとてもユニークです。
SEAは1956年の設立。主に装飾やギフト用のフロストガラスを手がけています。ここで製造されるほとんどの製品は、リサイクルされたクラッシュガラスや古いテレビのモニターを使用しています。いずれの工房も売店を併設しており、作品をファクトリー価格で販売しています。製造過程を見学することもできます。
6〜8月には、オレフォス、コスタ、モレロースの3工房でヒットシル(Hyttsill、スウェーデン語でニシン)料理を味わうことができます。昼間ガラスの熱冷ましに使った除冷炉で焼く塩漬けニシンに、パリッと焼いたイステルバンド(スモーランド地方のソーセージ)、スモーランド風チーズケーキなどが付きます。スウェーデンのガラス工房に18世紀から伝わる楽しいパーティ料理です。
ガラスの王国観光局では、ヒットシル料理や14のガラス工房すべてにおける買物、体験コースが割引になるなど、さまざまな特典のついたクリスタル・パスを用意しています。

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