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スウェーデン家具のジャイアントIKEA、日本へ進出 |
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2002.03.15 |
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スウェーデン家具やライフスタイル製品を手がける巨大企業IKEAが、日本へ進出する。今回の投資は、IKEAの独立資本であり、これまで日本に進出した海外企業の中でも最大規模の金額となる。日本の統括責任者トミー・クルバ−グ氏に聞く。 |
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IKEAの日本市場への再進出計画は、2001年春から始まった。
「今から3年以内に、東京で第1号店を営業開始する。その後、大阪にも大型店を予定」とクルバーグ氏。実は、1980年代初め、IKEAは東京および神戸のフランチャイズ店で販売を行っていたが撤退。今回は2回目の挑戦である。なぜ、再び日本市場へ参入をするのか。それは、前回の撤退以後、日本経済が下降し外資系企業をとりまく環境が好転してきたことにある。土地の価格が下落、より廉価で高品質の外国製品へ消費者のニーズが集まってきているのだ。近年では、日本市場に進出する外資系企業の数も増えてきた。この状況をIKEAも、「今までにない大きなビジネスチャンス」と見る。また日本における北欧デザインブ−ムも後押しをしているようだ。
「IKEAは、“他社よりも25パーセント割安に”を目標に、どこにも負けない低価格を実現している。モダンなデザインで、決して贅沢ではないがセンスの良い暮らしを実現できる幅広い製品の数々を取り揃えている」と、クルバーグ氏は語る。
IKEAの店舗ごとの設立費用は欧州の2倍となる見通しだが、IKEAの計画では、「4〜5店舗の営業開始後には採算ベースに乗る」。
各店舗のスタッフは数百名の予定で、その採用と教育はIKEAにとって大きな課題だ。「IKEAの企業文化は非常に堅実で、日本人には受け入れやすいと思う。しかしIKEAのコンセプトなど、スタッフに学んでもらうことは、たくさんある。また、我々のようなグローバル企業では、いろいろなパートナーと共に働いてもらう必要もある」。
IKEAという企業は、スウェーデンのイメージがとても強いだけに、その成功は、そのままスウェーデンやスウェーデン企業の認知度向上につながる。それだけに、今回のIKEAの参入に期待が集まっている。
IKEA:
- 22カ国に143の直営店舗と、13カ国に20のフランチャイズ店を所有 (2001年8月31日現在)
- 55カ国2000のサプライヤと協力
- 総売上高、104億ユーロ (2000年9月1日〜2001年8月31日)
- 市場シェア:欧州80%、北米17%、アジア3%
- 販売高上位5カ国:ドイツ、米国、英国、フランス、スウェーデン
- グループ総従業員数:約65000人

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