イェーテボリ地域は北欧最大の深海港イェーテボリ港を有し、17世紀初頭より西欧をはじめとする世界への玄関口として発展してきました。世界最大のベアリングメーカーであるSKFも、1907年のボール・ベアリングの発明からこの地で育まれていった企業です。また近年では、自動車産業のような伝統ある産業をはじめ、医薬品や医療用製品、IT産業といった最先端の分野でも、新鋭のハイテク企業が数多くイェーテボリ地域に進出しています。BRGは、こうした産業への投資やビジネス誘致をあらゆる側面からお手伝いいたします。
世界的にも非常によく知られているスウェーデンの自動車産業は、イェーテボリを中心としたスウェーデン西部に産業の大部分が集結しています。ボルボ(Volvo)やサーブ(Saab)といったスウェーデンを代表するメーカーの拠点が置かれ、自動車メーカー全体の従業員の総数は5万人を超えています。また、これらの企業はフォード(Ford)やゼネラルモータース(General Motors)といった世界市場をリードする企業と提携しており、イェーテボリは国際的な競争力を備えた企業を有する地域として注目を集めています。
オートモーティブスウェーデン(Automotive Sweden)は、BRGをはじめとする公共機関が出資し、イェーテボリ地域の自動車産業の振興のため設立されました。特に、大学や研究所との連携を強化し、自動車製造の研究開発の優れた環境づくりに貢献しています。
イェーテボリ地域の代表的なハイテク産業のひとつは、バイオサイエンス分野です。サルグレンスカ(Sahlgrenska)サイエンスパークはバイオサイエンス研究開発の拠点で、イェーテボリ大学やチャルマース工科大学といった研究機関と、産業および公的機関が連携し世界クラスの製品を生み出してきました。こうした産官学連携は、バイオメディシン・イン・ウェスト(BioMedicine in West)といったプロジェクトを開始するなど、イェーテボリ地域の国際的競争力を高めることに貢献しています。
さらに、世界的に名の知れたアストラゼネカ(AstraZeneca)や、デンタルインプラントを手がけるノーベルバイオケア(Nobel Biocare)といった個性的な企業もイェーテボリ地域に拠点を置いています。また、北欧最大の規模を誇る大学病院を有するサルグレンスカ大学なども、ハイレベルな教育を受けた人材を輩出しています。
リンドホルメン(Lindholmen)サイエンスパークも忘れてはなりません。かつての造船所がイェーテボリ地域のITセクターの心臓部へと変貌を遂げ、テレマティクス、モバイルコミュニケーション、マルチメディアなどの研究が盛んに行われています。エリクソン(Ericsson)のようにスウェーデンのみならず、世界市場でもIT技術の最先端をいく企業から、日々平均2社は設立されているという新会社まで、テレマティクスについては世界一、ワイヤレス事業では北欧トップ、欧州でも7番目という栄誉を、イェーテボリ地域の企業は研究機関と共に築いてきました。
さらに、北欧およびバルト諸国の商業を支える金融セクターや、豊かな農作物・魚介類やその加工品と、最近では食生活と健康の関係に着目した機能性食品の開発を行っている食品産業も盛んです。また、化学、石油化学工業は天然ガスをはじめ、持続可能なエネルギーの開発にも取り組んでいます。
ビジネスリージョンイェーテボリ・マネージングディレクター、
レナート・オラウソンとオートモーティブスウェーデン、
エグゼクティブディレクター、ソーレン・メルバーグより
日本の企業の皆様へ
「イェーテボリ地域は、イェーテボリ港を中心に着実に発展を遂げてきましたが、近年ではハイテク産業の台頭により、国際的な競争力を持つ産業地域として急速に成長してきました。世界市場における注目度の高さは、外国企業の当地域への誘致数にも如実に表れており、1995年に約350社だった外国企業の数が、現在では1700以上に上っています。日本からも、トヨタ自動車やヤマハ発動機などの自動車産業関連企業や、シャープや松下電器、富士通、日立製作所といった日本でも屈指の電気機器企業が進出しています。ヤマハ発動機によるボルボへのSUV用エンジン提供など、日本企業とスウェーデン企業間の優れた提携が成功している例も数多くあります。日本とスウェーデンは地理的には離れていますが、スウェーデン人の伝統的な気質は日本人と似ていることもあり、ビジネスのパートナーとして友好的な関係が築けると確信しています。産学官の連携により、真のイノベーションが実現できるイェーテボリ地域は、スウェーデンをはじめとする北欧のみならず、世界的なマーケットを視野に置かれる企業にとっても魅力的な投資先として、自信を持ってお薦めいたします。」

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